OKINA PROJECTOKINA PROJECT

About

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翁プロジェクトについて

およそ650年にわたって今日まで受け継がれてきた能。古来、能の正式な上演の場合、最初に必ず演じられていたのが「翁(おきな)」です。「翁」は能楽の源流とされるきわめて儀式的な演目で、世界の未来の平和と安泰を言祝ぐ舞です。
「翁」の成立やその意味は謎に包まれています。異なった宗教を包含し、自然と共生する姿として立ち現れる翁は、日本のみならず、人類社会全体に示唆を与えてくれる存在ではないでしょうか。
翁プロジェクトとは、展覧会と公演の両輪によって、いま一度「翁」を見つめ直し、世界に発信するものです。

Exhibition

EXHIBITION

令和2年度夏季展 財団設立70周年記念
翁 ―大名細川家の能の世界―

室町時代に観阿弥・世阿弥父子が大成した能は、日本の代表的な古典芸能として海外でも高い評価をうけています。細川家では初代・細川幽斎(藤孝)を始め、歴代の藩主が能の文化に心を寄せ、藩主たちも自ら舞台に上がりました。そのため、細川家の拠点となった熊本や東京には、能面・能装束・楽器や小道具など約900点の能楽コレクションが伝来しています。
この能の原点ともいわれる演目「翁」は、翁面をかけることで演者は神になり、その舞によって世の安泰を祈願する特別な演目です。本展では「翁」を起点として、能に流れ込む祈りと信仰、それらを背負った様々な神の存在や意味を、細川家伝来の能面や能装束を通して探求します。併せて細川家と能の密接な関係を示す貴重な歴史資料も展覧します。本展を通して、国内・海外の皆様に日本の多彩な能・翁・神の世界をご覧いただければ幸いです。

  • ①重要美術品「翁(白色尉)」「日光作/満昆(花押)」金泥極、室町時代15世紀|永青文庫蔵|前期展示
  • ②「縹地蜀江模様袷狩衣」江戸時代18世紀後半~19世紀前半|永青文庫蔵|通期展示
※プロジェクト概要に掲載の多武峰の翁面は展覧会には出品されません。

会期

開館時間 10:00~16:30
(入館は16:00まで)
休館日 毎週月曜日
(但し8/10は開館し、8/11は休館)
※会期中、一部展示替えがあります
前期7月23日(木)~8月10日(月)
後期8月12日(水)~8月30日(日)
[主催:翁プロジェクト実行委員会/文化庁/独立行政法人日本芸術文化振興会]
[特別協力:熊本県立美術館]

入館料

一般 1000円
シニア(70歳以上) 800円
大学・高校生 500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
※マスク着用の上、ご来館ください。永青文庫の新型コロナウイルス感染拡大予防については、こちらをご確認ください。

アクセス

〒112-0015 東京都文京区目白台1-1-1

TEL 03-3941-0850

巡回展

金沢能楽美術館

会期 2020年12月12日(土)~ 2021年1月31日(日)

〒920-0962 金沢市広坂1-2-25

TEL 076-220-2790

※新型コロナウイルス感染拡大予防のため、会期は変更の可能性があります。
  • ①重要美術品「翁(白色尉)」「日光作/満昆(花押)」金泥極、室町時代15世紀|永青文庫蔵|前期展示
  • ②「縹地蜀江模様袷狩衣」江戸時代18世紀後半~19世紀前半|永青文庫蔵|通期展示
※プロジェクト概要に掲載の多武峰の翁面は展覧会には出品されません。

Performance

PERFORMANCE

公演

能楽にゆかりのある全国各地で、「翁」の特別公演を行います。

自然と季節を感じられる野外の演能を予定しています。

2020年10月頃発表予定。乞うご期待ください。